ラクマ講座

【ラクマ電卓】「一体いくらで出品したらいいの?」 という時のための「出品価格自動計算機」

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要点 手元に入る金額を固定して計算するラクマ電卓と、その使い方

こんなこと書いてます

値段を決めてラクマで出品する

販売手数料値上げ?! 2023年8月1日から

現在のラクマの手数料は、出品者のランクによって毎月変動するシステムに変更されました。

販売した商品価格の4.5〜10%(税込)

引用:https://news.fril.jp/entry/2023/salescommission/

以前より安くなる人もいると思いますが、手数料が上がってしまう人のほうが多いでしょう。

販売手数料再再々値上げ!2021年1月13日から

以前のラクマの手数料は、売れた値段の6.0%(税別)で、消費税が別に加算されました。

ラクマの販売手数料はこれまで3.5%(税別)でしたが、2021年1月13日(水) 00:00以降からはさらに2.5%追加された6.0%(税別)へ値上げされることが発表されました。今回で3度目の値上げとなります。

改定前
販売した商品価格の3.5%(税抜)
改定後
販売した商品価格の6.0%(税抜)

引用:https://news.fril.jp/entry/20201201/rmup

ややこしいので消費税込で揃えると, 従来の手数料は3.85%(税込)→新手数料は6.6%(税込)となります。

手数料がどんどんメル◯リに近づいてきていますね。では、すでに出品している商品の手数料はどうなるのでしょうか。答えは以下の一文です。

なお、改定日より前に出品された商品であっても、2021年1月13日(水) 00:00以降に(購入者による)お支払いが完了された場合は新しい販売手数料6.0%(税抜)が適用されます。出品時に表示される販売手数料と実際にかかる販売手数料が異なる場合がございますのでご注意ください。

引用:https://news.fril.jp/entry/20201201/rmup

このとおり、すでに出品していたとしても2021年1月13日(水)になった時点で自動的に一律で手数料が値上げされています。

消費税別!2019年10月1日から

ラクマの手数料は以前は消費税別で3.5%でしたが、2019年10月1日以降は3.5%の販売手数料にさらに10%の消費税が上乗せされることが発表されました。

改定前
販売した商品価格の3.5%(税込)
改定後
販売した商品価格の3.5%(税別)

引用:https://news.fril.jp/entry/2019/09/02/1300

よく見ると、「税込」→「税別」に変更されています。

税込で揃えると, 従来の手数料は3.5%(税込)→新手数料は3.85%(税込)へ値上げとなります。

「2019年10月1日0時以降に(購入者による)お支払いが完了したお取引」が対象になります。それ以前にお支払いが完了し取引が継続している商品は、これまで通りの料率が適用されます。

引用:https://news.fril.jp/entry/2019/09/02/1300

例えば、出品商品が10,000円で売れた場合、従来は手数料が350円でしたが今後は35円上乗せの385円が手数料となります。手数料だけを見ると10%相当の値上げとなりますので値段を付ける際はその点を考慮しましょう。

ちなみに細かい事を言えば、小数点以下は切り捨てと考えられます。

販売手数料を含めて出品価格を決める時の落とし穴

現在のラクマの手数料は、出品して実際に売れた価格の4.5〜10%(税込)です。

「じゃあ、仮に手数料を6%として1,000円を手元へ残したいなら1,060円で出品すればいいのでは?」と一瞬思うかもしれません。

でも、それじゃあダメなんです。出品価格の1,060円に対して6.0%が手数料として引かれ、手元に残るのは1000円ではなく997円となります。金額が小さい場合は大したことではありませんが、高額であるほど見過ごせなくなります。

※ 2019年10月1日以降は手数料に10%の消費税を加える必要があります。

※ 2021年1月13日以降より手数料6.0%に改訂となり、さらに10%消費税が掛かってきます。

※ 2023年8月1日以降より消費税込の内税になりました。

送料分にも手数料がかかる

さらに送料のことも値段に含めるともっとややこしくなります。

ラクマの手数料は販売価格に送料を含めた場合、その送料に対してもかかってきます。

例えば、あるものを送料込みで3,000円で売りたいとします。その内、送料が1,000円かかると仮定するとどうなるでしょうか。ラクマの販売手数料も引かれると、手元に残るのは約1,820円ということになります。(手数料6%の場合)

利益を固定して出品価格を決定

「なら、利益を固定して出品価格を決めたい」という場合、どのように値段をつけたらよいのでしょうか?

ラクマ用の計算ツール「ラクマ電卓」

そこで、利益を固定しながら出品価格を自動で計算してくれる「ラクマ電卓」を作ってみました。自分用に作ったのですが、よかったら使ってください。出品の都度計算するのもメンドーですもんね。

手取り金額と、予想される送料、必要なら仕入れ値を入力すると、最低いくらで売る必要があるかが自動で計算されます。計算結果を参考にしながら値段をつけてみてください。

「ラクマ電卓」の使い方

「欲しい金額」

「欲しい金額」欄へ入力する数字は、自分の手元に残したい金額を入れます。給料で言えば“手取り”ですね。支払わなければならないものをいろいろ差し引いて、残る金額を先に決めます。ただし、ラクマからの振込手数料は除外してあります。(振込手数料は楽天銀行&10,000円以上の場合は無料、それ以外は金融機関や申請額に関係なく一律210円)

「送料の金額」

「送料の金額」欄へ入力するのは「送料」。「送料がいくらかかるか分からない」って場合はおおよその金額を入力してもいいです。発送方法としては、かんたんラクマパック・ヤマト便・普通郵便・定形外郵便などがあって送料も様々なので条件に合わせてムダのないように選びましょう。

送料についてのメリットデメリットですが、送料込みで出品価格を決めるとダントツで売れやすいです。デメリットは送料分もラクマ手数料がかかってくるということ。

通常、送料を含めない金額で出品すると急激に売れにくくなります。たいてい、コメントで「当方○○県ですが、送料はいくらになりますか?」などといちいち聞かれます。とはいえ、送料別で売るメリットは送料に対してのラクマ手数料が不要ということですね。

「仕入れ金額」

「仕入れ金額」欄へ入力するのは「自分が買った値段」。不明であれば空欄のままで大丈夫です。例えば昔からの不用品や、人から譲ってもらったものを売る場合には値段がわからないと思います。もし、自分が実際に購入したのであればその金額を入れておくと、ラクマ電卓はそれを含めた値段を出してくれます。

「出品金額」

「出品金額」は、ラクマで出品し値段をつける目安となる金額です。「3.5%のラクマ手数料」「送料」「仕入れ金額」「自分が手にしたい金額」を全て考慮した上で算出されます。多少の誤差はありますが、表示される金額以上で出品価格を決めると、自分が手にしたい金額が残ることになります。あまり欲を出すと見向きもされなかったり、売れるまでに時間がかかったりします。この「出品金額」は赤で大きく表示されます。

ちなみに、ラクマ側の制度により300円以上でのみ出品できます。299円以下の設定はできません。

※ ラクマ電卓は公式ではないためあくまでも参考としてご利用ください。

まとめ

ラクマで出品して値段をつけるには、何を重視するかをかんがえる必要があります。とにかく利益をしっかり確保するのか、それとも安くしてさっさと売ってしまうことを目的とするのかということなどです。しょっちゅう出品して毎日たくさんの商品を売っているのであれば、一つがたった10円の差額でも年間で見ると数万単位で影響があります。そうかんがえると、適当には値段をつけられません。まずは、ラクマ電卓で計算しておきましょう。

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