レシート王になるか?10円で買い取る「ワン」のデメリットは
「ワン(ONE)」という、レシートを一枚10円で買い取ってくれるアプリを開発したのが高校三年生の男子だということがびっくり。
1日最大10枚のレシート買い取ることで有名ですが、いま一度冷静になってみましょう。ポイント好きの私なりにちょっと考えてみました。
この記事は決して「ワン」へ登録してはいけないということではなく、レシート買取サービスを利用する時にきちんとデメリットや危険性を理解した上で、使うか使わないかを判断しましょうという内容です。
こんなこと書いてます
「お得」と引き換えになるのはあなたの「個人情報」
レシート買取サービスの1番のデメリットと言えるのは、登録の際に求められる「個人情報」かもしれません。
SMS認証などでよく使われる携帯などの番号認証はよくあります。これはまだいいのですが、個人情報の王様とも言える「免許証」「マイナンバーカード」「健康保険証」「パスポート」「住民基本台帳」「在留カード」などの提示や「銀行口座」などの情報が要求されるので提出しなければなりません。
免許証を提示するということは?
一般的に免許証を提示する時というのは、クレジットカードを作る時やスマホを契約する時くらいでしょう。
免許証を出すので氏名・住所・生年月日に紐づくあなたの「顔写真」まで提供することになります。
このような個人情報を提出するのは危険だと感じる人もいます。
ちょっと考えてみよう
フツウの日常生活で1日10回のレシートを貰うことはほとんどないことでしょう。
ですから、マトモにレシートをもらう機会はおそらく一週間で3回程度ではないでしょうか。そう仮定すると一ヶ月なら12枚のレシートを貰うということになります。
つまり一年で144枚のレシート=1,440円の価値です(1枚10円で買い取られた場合)。
年間1,440円のために自分の貴重な個人情報をすっぽり売りわたすことが安いのか高いと感じるかは個人の価値観によって分かれるところでしょう。
個人的には、もらえる額の割にリスクの方が高いなというのが率直な感想です。
今後、GPSを利用した位置情報までもレシートの写真と紐づけられるようになることも予期して置く必要があります。
送信するのは「レシート」だけじゃない
個人情報を登録するのは最初だけですが、撮影したレシートを送信するときには常に自分の個人情報たちもくっつけて売り渡すことになります。
ですので「レシートに自分の本名などを隠していれば大丈夫」というのは間違いです。
レシート本体には個人情報がなくても、出金時にすでに送信している個人情報が自動的にすべてのレシートとセットになっているということになります。
「レシートを撮影して送るだけ」と、あまりにもお手軽なのでこうした事実に対する意識はうすれるかもしれませんが、実はレシートひとつひとつに自分の本名や生年月日などが紐づいているのです。
そもそも、なぜレシートを買い取ってくれるのか
原点にもどって考えてみます。
なぜ今までゴミとして捨てていた領収書を10円という高値で買い取ることができるのでしょうか。
個人情報の転売
わかりやすく答えると一種の「転売」といえるかもしれません。
「個人情報の転売」だとすれば、一度自分が売った自分の個人情報は延々と多くの企業にさらに転売されていきます。あなたの個人情報と紐づいた購入履歴(レシート)は10円以上の値段で別の買い手が現れます。
そうだとすると、レシートを10円ほどで買い取るビジネスが成立します。
自分のリスク
たとえば、「あなたが今こんな商品を買ったよ」ということが分かればあなたが何をやりたいかまで推測することができます。そういう情報がたくさん集まれば、それを分析しながら良く売れる商品を作ったりできるので企業にとっては良い点モリモリです。逆に私たちにとっては今まで買ったものがほぼすべて第三者に筒抜けになることを意味します。
余談として別の言い方をすると、レシートが個人情報とセットになっていなければやはりただのゴミなのかもしれません。
自分のではないレシートを送信したらどうなるか
「じゃあ、拾った他人のレシートを送信すればいいんじゃない?」
そう考える人も出てくるかもしれません。
もし、複数の人が同じ内容のレシートを送信したら強制退会となる場合があります。「場合」というのは、運営が100%をそれを見つけられるかといったことが関係するので「絶対」とは言えませんが、拾ったレシートを送信するというのは明らかに「不正行為」にあたるので見つかれば高確率でアカウント解除となるでしょう。
例えばワンから強制退会となると、おそらくせっせと貯めていたお金は没収されて帰ってこない可能性大です。もちろん個人情報はそのままくっついたまま。
免許証などの提示をしなくてよいサービスを活用するのもアリ
Hapitasの見方 経由の方法 ポイント通帳 種類カテゴリー個人情報を出しても気にならず少しでもレシートで稼ぎたい人は、レシート買取サービスはたしかにお得かもしれません。
「レシートアプリは使いたくないけど、少しでも節約したい」というのであれば方法を変えてみるのもアリです。
私は個人情報を最低限に抑えて、匿名(ニックネームでOK)で利用可能なサービスを使ってコツコツポイントを貯めています。
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なぜ個人情報がそこまで必要ではないのかというと、仕組みが全く違うからです。詳しくは別の記事で書いてます。
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ポイントが貯まっていく様子

上の画像は私のポイント通帳です。結構貯まったので何に使おうか考え中です。買い物で現金と同等のポイントを貯めることができ、免許証の提示は求められなかったので私は安心して家計節約のために利用しています。(アカウント乗っ取り対策のためにSMS認証はあります)
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では今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました!